昨年11月に停止した中国向けのニシキゴイ輸出を巡り、中国側が新潟、広島、福岡の3県にある計6養殖場からの輸出を受け入れる方針に転換したことが21日、関係者への取材で分かった。今後、輸出に必要な検疫などの手続きを経て、輸出が再開される見通し。

 日本のニシキゴイは観賞用として海外で人気があり、2022年の輸出額は63億円に上る。うち中国向けが12億円を占め、国・地域別で最大だった。

 関係者によると、日本側は早期の受け入れ再開を中国当局に求め、協議を続けてきた。このほど両国の当局間で再開に合意した。

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