ブルボンは21日、通常の白米より糖質を30%カットしたパックご飯を発売した。新潟県産米「越のかおり」を昆布とかつおの合わせだしで炊き上げた。ブルボンがパックご飯を販売するのは初めて。パックご飯の位置付けが「備蓄食」から「日常食」へと変化して市場が拡大するなか、忙しい中でも糖質をコントロールしたい消費者の需要を取り込む。
同社のオンラインショップで販売する。希望小売価格は12個入りで3240円。越のかおりはデンプンを構成する高分子の一つであるアミロースを25%以上含んでおり、一般的なコメと比較して緩やかに消化、吸収される特徴があるという。食べやすいようにだしで炊き上げた。カロリーも27%削減している。
ブルボンはこれまでも農家から仕入れた精米をオンラインショップで販売してきたが、パックご飯は初めてという。共働き世帯や単身世帯を中心に需要が高まっており、商品の選択肢の一つとして取りそろえる。
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