ブロンコビリーが18日発表した2024年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比86%増の13億円だった。主力のステーキ店で7月に一部ランチメニューの値上げを実施し、採算が上向いた。夏の集客策が奏功して既存店の客足も伸ばした。
売上高は14%増の199億円だった。既存店の客数は4%増えた。割引クーポンなどを入れた福袋を7月にほぼ全店で販売し、リピーターを増やした。4月にとんかつ店チェーンを買収したことによる増収効果もあった。
ステーキ肉の輸入先を切り替えるなどして食材コストの上昇を抑制。担当者は「粗利を予定通り確保できている」と説明する。
24年12月期通期の業績見通しは据え置いた。売上高は前期比13%増の264億円、純利益は47%増の14億円を見込む。
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