17日、ケニアの首都ナイロビで開かれた展示会で、岡庭健駐ケニア大使(後列右から2人目)が見守る中で血管の状態を調べる機器を試す来場者(共同)

 【ナイロビ共同】アフリカで今後増加が見込まれる心疾患やがんの予防と治療を促進しようと、ケニアの首都ナイロビで17日、日本の医療機器メーカーなど13社が参加する展示会が開かれた。訪れたケニアの医療関係者からは「先端的技術を導入して平均寿命の改善などにつなげたい」などと期待の声が上がった。

 展示会は日本政府の内閣官房が主催。日本とアフリカの連携強化の一環で推進する「アフリカ健康構想」に基づき、直接的な治療だけでなく公衆衛生を含む幅広い分野で日本の民間セクターの関与を促す狙いがある。

 会場では健康診断機器や医療用小型カメラなどが並べられ、各企業の担当者が性能を説明した。

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