【ニューヨーク共同】米金融大手6社の2024年7~9月期決算が16日、出そろった。これまで発表した5社のうち、融資の焦げ付きに備える与信費用の増加などを背景に4社の純利益が前年同期よりも減少した。投資銀行業務を主力とするゴールドマン・サックスは23年に低迷していた反動もあり、4割を上回る増益となった。モルガン・スタンレーも2桁増だった。
最大手のJPモルガン・チェースは純利益が前年同期比2%減の128億ドル(約1兆9千億円)。与信費用が増えたことが業績の重荷となった。
一方のゴールドマンは45%増の29億ドルと大幅増益。モルガン・スタンレーは32%増の31億ドルだった。
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