宇都宮商工会議所と東日本高速道路(NEXCO東日本)子会社のネクセリア東日本宇都宮支部は16日、宇都宮市内で栃木県内の企業がサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)向けに商品を売り込む商談会を開いた。新型コロナウイルス禍を経て自分や家族用に土産品を買う需要が高まっており企業の販路開拓を後押しする。
「宮の商談会」と題し、市内のホテルで県内の27事業者と佐野SA・上河内SAなど14カ所のバイヤーが商談した。麺類製造のオニックスジャパン(宇都宮市)や和菓子メーカーの若山商店(同市)などが参加。商談は100回以上に及んだ。
コロナ禍前はSA・PAでの土産品の売れ筋は友人や会社の同僚向けの箱菓子だったが、コロナ禍で旅行を周囲に伝えにくくなったことなどでニーズに変化が出ているという。宇都宮商議所の地域振興部の担当者は「イチゴジャムやギョーザなどを『自分土産』に買う人が増えた。栃木の産品をより多くの人に知ってもらいたい」と話した。
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