半導体受託生産の世界大手台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県菊陽町に建設する第2工場について、運営子会社JASMの堀田祐一社長は16日、福岡市内の講演で「2024年中に建設を開始し、稼働開始は27年としている」と述べ、予定通り準備作業が進んでいると説明した。熊本の2拠点は「産業界で最も必要とされる工場になる」と訴えた。
第2工場は、12月に量産開始を予定する第1工場の東側に建設される。第1工場と合わせて6~40ナノメートル(ナノは10億分の1)相当の半導体を製造する計画だ。堀田社長は講演後、取材に応じ「何とか人材は確保できている。全国各地から熊本に来てほしい」と述べた。
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