家電メーカーのツインバードが11日発表した2024年3〜8月期の単独決算は、最終赤字が2億2100万円(前年同期は1億4300万円の赤字)となった。原材料価格の高騰や主力の家電製品事業で前期にあった大型OEM(相手先ブランドによる生産)製品の出荷終了などが影響し、赤字幅が拡大した。
売上高は前年同期比7%減の44億円。家電製品事業は同4%減の42億円だった。同日の決算会見で野水重明社長は「製造業としては好ましくないが、第4四半期に売り上げが伸びる。これから年末商戦と新生活商戦に向けて調理家電などの新製品投入を予定している」と説明した。
25年2月期の業績見通しは売上高が前期比2%増の105億円、税引き利益は同20%増の1億3000万円の従来予想を据え置いた。
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