カラオケ店「まねきねこ」などを運営するコシダカホールディングス(HD)が10日発表した2024年8月期の連結決算は営業利益が前の期比33%増え過去最高の101億円となった。前の期に不動産売却による特別利益があった反動で純利益は5%減の67億円。売上高は632億円で16%増えた。
新規出店を続けたほか、既存店も来店客数と売り上げがいずれも7%増と好調だった。
主力のカラオケ事業の国内店舗数は8月末で664店と前年同時期より44店増えた。料金を柔軟に調整し競合店より安くするなどの取り組みで客足を確保した。同事業の売上高は18%増の612億円、営業利益は27%増の114億円だった。
25年8月期は売上高が前期比12%増の710億円、営業利益が14%増の115億円、純利益が11%増の74億円と増収増益を見込む。年間配当は前期比6円増の24円とする方針だ。
比較的店舗の少ない西日本に重点を置いて積極出店を進めるほか、既存店を大型化することによって集客力を高め営業効率を高める。
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