旧村上ファンド出身者が設立した投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントがリコーの株式を買い増したことが9日、分かった。エフィッシモが同日付で関東財務局に提出した変更報告書で明らかになった。保有比率は19.50%と、9月時点の18.14%から上がった。
保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としている。エフィッシモはリコー株の保有比率を段階的に引き上げている。8月上旬までに14.69%から15.92%、8月末までに17.01%、9月中旬までに18.14%と買い増した。
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