バイクのアウトドア需要が一巡している(写真はヤマハ発動機の「XSR125」)

日本自動車工業会(自工会)が4日発表した2024年4〜9月の国内二輪出荷台数は、前年同期比19%減の14万8894台だった。前年割れは2年ぶり。前年はアウトドアブームや新モデルの発売で好調だったが、反動による落ち込みが目立った。

排気量別では軽二輪車(125cc超250cc以下)が37%減の2万2214台、小型二輪車(250cc超)は32%減の2万4882台で大幅に減った。原付き2種(50cc超125cc以下)も5万2857台で21%減ったが、原付き1種(50cc以下)は4万8941台で9%増えた。

9月単月の出荷台数は前年同月比12%減の2万9139台だった。原付き1種が14%増の9965台、原付き2種は5%減の1万521台、軽二輪車は41%減の4023台、小型二輪車は28%減の4630台だった。

新型コロナウイルス禍で他者との接触を避けられる趣味としてバイク需要が伸びたが、一巡している。

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