アルプスアルパインは1日、民生の電子機器のスイッチに使う部品で、従来に比べ体積を17%小さくした新製品の量産を始めたと発表した。体積は1.84立方ミリメートルで、同社は世界最小級だとしている。角田工場(宮城県角田市)で月間100万個を生産し、スマートフォンやイヤホン、電子たばこ向けに供給する。
製品名は「SKUBシリーズ」。幅は2.4ミリメートル、高さは0.55ミリメートル、奥行きは1.4ミリメートル。重さは0.0024グラムと従来品に比べ20%軽くした。体積を小さくするとスイッチを押した際の感触が弱まるという課題があったが、バネ部分を改良して従来品と同等の押し心地を実現した。
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