4社が共同で記念乗車券を発売する=秋田県提供

秋田県などが出資する第三セクターと東急グループの鉄道会社の計4社は10月1日から、共同で記念乗車券を限定販売する。県と東急は2023年4月に包括連携協定を結んでおり、鉄道事業活性化をめざす取り組みの一環。

秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)、由利高原鉄道(由利本荘市)、伊豆急行(静岡県伊東市)、上田電鉄(長野県上田市)の4社が企画した。それぞれの社名の頭文字をとって「友愛(ゆうあい)鉄道」と名付けた。

記念乗車券は各社の懐かしの車両の図柄が入った乗車券4枚をセットにし、四季折々の写真で装飾した特製の台紙に収めた。1部の価格は1300円で、それぞれ250部ずつ販売する。

秋田県と東急が結んだ包括連携協定は、観光振興や脱炭素推進などで協力し、人口減少が進む地域の活性化に役立てる狙いだ。

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