【北京共同】中国共産党は26日、習近平総書記(国家主席)が主宰する中央政治局会議を開き、積極的な財政政策の推進など景気刺激策を一段と強化する方針を示した。中国人民銀行(中央銀行)が大規模な金融緩和を実施する方針を既に示しており、総合的な対策で「5.0%前後」とする今年の経済成長率目標の確実な達成を目指す。国営通信新華社が伝えた。

 会議では、特別国債やインフラ投資のための地方債などを有効に使い、政府が投資のけん引役を果たすべきだと強調。社会安定のため、失業者や低所得者への対応を充実させなければならないと言及した。

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