新潟駅に開業したブルボンの新業態店「アン・ブルボン」。高価格帯商品が並ぶ(新潟市)

ブルボンが26日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比2.8倍の30億円だった。当初の見通しより8億7100万円上振れした。ビスケットやチョコレート品目の堅調な売り上げによる増収効果に加え、為替の円安を映した為替差益と投資有価証券売却益の計上で利益が想定を上回った。

売上高は同7%増の1037億円。うち菓子の売上高は994億円で、前の期を7%上回った。一方、飲料・食品・冷菓品目は既存品が伸び悩み、前の期を下回った。

25年3月期は売上高で前期比4%増の1083億円、純利益で1%増の31億円を見込む。年間配当金は普通配当27円に創立100周年記念配当の10円が加わり37円とする。

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