西武鉄道は26日、小田急電鉄から有償で譲り受けた省エネ性能の高い「サステナ車両」の新デザインを発表した。社員が発案し、西武鉄道のコーポレートカラーである青と緑をベースに市松模様に彩った。改修された車両は6両1編成として国分寺線で2024年度末から順次運行を始める。
サステナ車両のデザインは点検や整備の業務を担う入社3年目の社員が発案した。38人の社員が応募した75作品の中から選ばれた。小田急から譲り受ける車両は8000形で約40両を導入する予定だ。西武鉄道でも「8000系」として運行する。
東急電鉄からも「9000系」の車両約60両を譲り受ける計画になっている。譲り受ける車両はいずれも省電力で、使用電力量は5割ほど削減できる。また車両のリユースにより車両の製造や廃棄時に発生する二酸化炭素(CO2)の削減効果もある。
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