円形の広場やカフェなどが入る商業施設でにぎわいを創出する(整備のイメージ)

千葉市は幕張海浜公園(同市)のBブロック「にぎわいの広場およびその周辺区域」の再整備・活性化事業の事業予定者に三井不動産を代表とする企業群を選定したと発表した。マルシェやイベントを開催できる広場、カフェやジムなどが入る商業施設を整備し、にぎわいを創出する。2027年夏の供用開始を目指す。

Bブロックは京葉線の海浜幕張駅から約2万5000人が住む住宅街「幕張ベイタウン」へ向かう通り道に位置する。園全体と周辺をつなぐ園路も整備し、課題だった園内の明るさを確保することで夜間も安心して通れるようにする。

10月をメドに三井不のほか、参加する新日本建設、西武造園(東京・豊島)と基本協定を結び、正式に決定する。26年1月ごろに着工し、27年夏に想定する運営開始から20年間程度の事業期間を想定している。JR東日本は25年春、海浜幕張駅で公園に近い場所に新改札を設置する計画だ。

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