世界最大級のゲーム見本市「東京ゲームショウ(TGS)2024」が26日、千葉市の幕張メッセで開幕する。23年に続き、リアルとオンラインでのハイブリッド開催となる。過去最多の985社が出展し、海外勢が過半を占める。4日間で過去最高の25万人以上の来場を見込む。
一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)が主催し、会期は26〜29日の4日間。26〜27日は企業が商談などを行う「ビジネスデイ」で、一般公開は28〜29日となる。
テーマは「ゲームで世界に先駆けろ。」。18日時点で985社が過去最多の2299タイトルを出展する。海外勢は44カ国・地域から535社が出展する。米ロサンゼルスで開催されていた世界最大級のゲーム見本市「E3」が終了し、東京ゲームショウへの注目度が高まっている。
中国、韓国などアジア地域、ブラジルやチリなどの南米からも出展がある。サウジアラビアの「Qiddiya Gaming」も大型ブースを設置し、同国で建設中の娯楽地区「キディヤ・シティ」をアピールする。ビジネスデイの事前登録では、70カ国・地域から来場者が訪れる予定だ。
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が5年ぶりに出展。11月に発売予定の同社の家庭用ゲーム機の上位機種「プレイステーション(PS)5 Pro(プロ)」の試遊もできる。インディーゲームも最多の出展社数を見込む。
ビジネス向けには商談エリアを拡大するほか、ゲームに関わる人工知能(AI)テクノロジーについてのパビリオンも設置。オンラインでは「TOKYO GAME SHOW Digital World 2024」と題し、スマートフォンや仮想現実(VR)デバイスなどで視聴可能なバーチャル会場を開設する。
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