公正取引委員会は25日、スマートフォン向けアプリ市場の巨大IT企業による独占を規制する新法「スマホ特定ソフトウエア競争促進法」を巡り、具体的な運用内容を検討する有識者会議を設置すると発表した。30日に初回会合を開き、来春には政令案などをまとめる方針。
同法は今年6月に成立し、2025年末までに本格的に施行する。米アップルやグーグルを念頭に、アプリストアや決済システムの運営で他社の参入を妨害する行為を禁じ、自由競争を促す狙いがある。
規制対象となる事業者の規模や、使用を禁止するデータの中身などは政令や規則で定めることとしており、有識者会議で話し合う。
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