シコク環境ビジネスが新設した工場(香川県まんのう町)

四国化成ホールディングス傘下のシコク環境ビジネスは20日、香川県まんのう町に工場を新設したと発表した。排水処理で使用される水処理剤「ハイポルカ」の生産と販売を始める。グループ会社で化学品事業を手がける四国化成工業の事業を引き継ぎ、販売拡大をめざす。

ハイポルカは微生物を利用して排水を浄化する水処理剤で、全国の工場や下水処理場などで使われている。従来は四国化成工業が徳島県の工場で製造・販売を担っていた。

シコク環境ビジネスは2025年1月1日から四国化成工業のハイポルカ事業を引き継ぎ、全国販売を強化する。シコク環境ビジネスはこれまで排水処理や下水道施設などの建設工事とメンテナンスのほか、産業廃棄物の処理事業などを手がけてきた。新工場には廃棄物処理で用いる車両基地も整備した。

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