ベンチャーキャピタル(VC)のBD(ビーディー)ファンド(東京・港)は、医療やヘルスケアのスタートアップに特化して投資する1号ファンドを立ち上げた。運用総額は最大で10億円規模を見込み、すでにVCのインキュベイトファンドから約5億円を調達した。
投資対象の領域は医療やヘルスケア、歯科医療などで、「シード」と呼ばれる創業期を中心に15社程度に投資する。1社あたりの投資額は最大1億円。運用期間は最長10年を見込み、事業化に時間がかかる同分野のスタートアップを息長く支援する。
前田祐二郎代表パートナーは「医療機器やヘルスケア分野の製品開発は薬事承認や臨床でのエビデンス構築など事業化のハードルが多い。早い段階から事業にもコミットする支援を提供し、投資先の効率的な事業化や成長につなげたい」と意気込む。
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