19日の東京株式市場では、アメリカのFRBが18日、通常の2倍にあたる0.5%の利下げを決めたことを受けて、アメリカ経済が下支えされ、日本の景気にも追い風になるという見方が投資家の間に広がりました。

また、外国為替市場で円安ドル高が進んだことで幅広い銘柄に買い注文が入り、日経平均株価は一時1000円を超える値上がりとなりました。

午後に入ってからは値上がり幅はいくぶん縮小し、結局、
▽日経平均株価の19日の終値は18日より775円16銭高い3万7155円33銭でした。

▽東証株価指数=トピックスは51.50上がって2616.87。

▽一日の出来高は17億2591万株でした。

市場関係者は「午後に入ってからは、円相場が再び円高方向に動いて輸出関連の一部の銘柄が売られるなど、買い注文一辺倒にはならなかった。あすは日銀が当面の金融政策を決定するが、株式市場は為替の動向をにらみながらの取り引きになるだろう」と話しています。

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