ファミリーレストラン「デニーズ」を運営するセブン&アイ・フードシステムズ(東京・千代田)は13日、ハンバーグなど一部商品を26日に値上げすると発表した。全体の約4割の商品を対象に、販売価格を30〜70円引き上げる。原材料価格や物流費の高騰を反映する。
価格改定は1年6カ月ぶり。全317店舗で値上げする。定番商品の「ミートスパゲティ」は現在より50円高い842円となる。「和風ハンバーグ」は70円値上げし862円で販売する。
一方で消費者の節約志向に応えるため、人気商品の「ハンバーグドリアカレー」(990円)や「とろ〜り卵とチーズのオムライス」(同)、朝食や昼食時間帯の商品は価格を据え置いた。
価格改定に合わせ新メニューも導入した。サラダに使う野菜はすべて国産にするなど食材にこだわり、付加価値の高いメニューで客を取り込む。
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