米ワシントンにあるFRB本部(共同)

 【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は17、18両日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。物価高が収まりつつある中、金融引き締め長期化による景気減速への対応のため、約4年半ぶりに政策金利の引き下げに踏み切る公算が大きい。市場は0.25%の利下げを有力視する。会合後に公表する経済見通しで利下げペースをどう予想するかも焦点だ。

 利下げを決めれば、新型コロナウイルス禍による経済低迷への対応として臨時FOMCを開き、事実上のゼロ金利政策の導入を決めた2020年3月15日以来。この会合では1%の緊急追加利下げと量的緩和の実施を同時に決めた。

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