13日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、大手銀行によると、一時1ドル=140円70銭近辺まで値上がりした。2023年12月下旬以来、約8カ月ぶりの円高ドル安水準となった。  午後1時現在は前日比1円76銭円高ドル安の1ドル=140円98~99銭。ユーロは82銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円30~33銭。  米国の景気悪化を懸念し、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の会合で大幅な利下げを決めるとの観測が市場で意識され、円買いドル売りの取引が活発になった。  今週、2人の日銀審議委員が利上げに前向きな姿勢を示したことも「円買いを後押ししている」(外為ブローカー)という。


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