12日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比1円29銭円安ドル高の1ドル=142円66~71銭。ユーロは93銭円安ユーロ高の1ユーロ=157円01~08銭。

 8月の米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利下げ観測が後退し、ドルを買って円を売る動きが先行した。

 11日の東京市場では、約8カ月ぶりの円高ドル安水準となる1ドル=140円台後半を付ける場面があった。市場では「値動きが激しい状態が続いている」(外為ブローカー)との声があった。

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