11日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=141円台半ばを付けた。1月上旬以来、約8カ月ぶりの円高ドル安水準となった。日銀の中川順子審議委員が講演で追加利上げに前向きな考え方を示し、円を買ってドルを売る動きが進んだ。
午前11時現在は前日比1円77銭円高ドル安の1ドル=141円83~84銭。ユーロは1円98銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円52~55銭。
米長期金利が10日に低下し、日米金利差が縮小したことも円買いの材料となった。
日本時間11日夜には8月の米消費者物価指数(CPI)が公表される。
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