小松マテーレは6日、2025年3月期の連結純利益が前期比33%増の24億円になる見通しだと発表した。従来予想から3億5000万円上方修正した。値上げの浸透に加え、国内外の衣料品受注が好調に推移する。

売上高は6%増の390億円、営業利益は3%減の18億円を見込む。それぞれ従来予想から10億円、3億円上方修正した。原燃料コスト上昇の価格転嫁が進むのに加え、中東向け民族衣装である「トーブ」や、北米向けのアウトドア衣料などの受注増がみられた。インバウンド(訪日外国人)による衣料購入の増加も寄与する。

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