伊藤園の本庄八郎会長は5月1日付で代表取締役を退く

伊藤園は25日、代表取締役会長の本庄八郎氏(83)が5月1日付で代表取締役を退くと発表した。代表取締役は本庄大介社長(60)と本庄周介副社長(56)の2人体制になる。八郎氏は取締役名誉会長に就任する。同社は「持続的な成長と企業価値向上をより一層推進するため」と説明しており、経営陣の若返りを図る。

八郎氏は同社を共に創業し、初代社長を務めた本庄正則氏の弟。1988年に正則氏から経営を引き継ぎ、21年間社長を務めた。09年には正則氏の長男で、八郎氏のおいの大介氏が社長に昇格。八郎氏は代表取締役会長となっていた。

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