野村不動産ホールディングスが25日発表した2024年3月期連結決算は、純利益が前の期比6%増の681億円だった。従来予想を30億円強上回った。分譲マンションの販売が好調で、最高益を更新した。
25年3月期の純利益は前期比3%増の700億円を見込み、配当は165円と25円増やす。総還元性向を40〜50%とし、株主資本配当率(DOE)4%を下限とする還元方針も設定した。
前期の売上高は12%増の7347億円、営業利益は13%増の1121億円だった。住宅分譲のほか、収益不動産やホテル・フィットネス事業も好調だった。ベトナムや中国の住宅販売が減少し海外部門は赤字だったが、国内事業が補った。
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