電動工具大手のマキタは5日、高所にある太い木の枝を切るときに使う高枝チェーンソーの新機種を発売したと発表した。先端の刃の角度を9段階で調節できるようにして、入り組んだ枝の切断を容易にした。一般消費者のほか造園業者などプロ向けにも売りこむ。
価格は4万8000円（税抜き）で、バッテリーや充電器は別売りとなる。マキタ製品を扱う全国の販売店や一部のホームセンターなどで購入できる。
重さは3.4キログラム。本体の長さは約1.8メートルから2.7メートルまで伸縮できるという。収納時に場所をとらないよう、本体は3つに分割できる。
マキタは園芸用機器で充電式製品の製品群を拡充している。コード式やエンジン式からの置き換え需要を狙い、利便性や音の小ささ、環境負荷が低い点をアピールする。
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