トヨタホームは5日、戸建て注文住宅の主力商品「シンセ」シリーズで、50の間取りから好みの家を選べる新商品を発売したと発表した。デザイナーやインテリアコーディネーターが設計を手がける安心感を売りにする。自由設計より予算や打ち合わせ時間が少なく済む利点も武器に20〜30代の子育て世帯を狙う。
新たに展開する「シンセ・ビス」は2階建てで、24〜33坪(約79〜約109平方メートル)の50プランを扱う。外観やインテリアの色の基調といったイメージも選べる。中心価格帯は2000万円台中盤と、シンセシリーズの中では手ごろという。
内装の素材や電気自動車(EV)の充電設備といった追加要望にも対応する。プランは順次拡大する予定という。
トヨタホームは大部分を工場で作る「鉄骨ユニット工法」を強みとする。シンセは鉄骨ユニットのシリーズにあたり、納期を短縮しながら、安定した耐久性や高品質な製品をつくれる長所がある。
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