東京証券取引所

 5日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅続落した。前日終値からの下げ幅は一時、600円を超えた。外国為替相場の円高ドル安進行を嫌気した売り注文が優勢だった。前日の米国のハイテク株下落も重荷だった。  午前終値は前日終値比130円17銭安の3万6917円44銭。東証株価指数(TOPIX)は10・34ポイント高の2643・83。  前日の米国市場では、ハイテク株主体のナスダック総合指数が下落した。この流れが波及した5日の東京市場では朝方から半導体関連株を中心に売り注文が広がった。円安による業績押し上げ期待が後退した輸出関連銘柄も値を下げた。


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