国内発電大手のJERAは5日、5億ドル(約720億円)のドル建て社債を発行したと発表した。脱炭素化に向け、燃焼時の環境負荷がない燃料である水素・アンモニアの調達や再生可能エネルギーなどへ重点的に投資する方針で、資金需要があるとみられる。国内以外の幅広い投資家から調達するためドル建て社債とした。
4日に発行した。5年債で利率は4.614%。同社は2024年度から35年度にかけて累計で5兆円程度を投資する。石炭にアンモニアを加えて燃やす混焼などで既存の火力発電所を低炭素で運転することなどを予定している。
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