機能性衣料品を手掛けるTENTIAL(テンシャル、東京・品川)は3日、主力のリカバリーウエア「BAKUNE」の新製品を発表した。ベロアやサテン、ソフトニットなどの生地を使った3種類の製品を10月上旬に発売する。年末にかけてのプレゼント需要を狙い、光沢感や高級感のある生地を採用した。
上下セットや別売りで購入できる。ソフトニット素材を使った製品は上下別売りでそれぞれ1万5950円から。これまでの製品もギフト用での購入が多く「高級感があり肌触りのいい素材で作ってほしいという要望が多かった」(同社)という。
リカバリーウエアは疲労回復を促すとされる。「BAKUNE」の累計販売枚数は70万枚を越えた。2025年春までに直営店を現在の9店舗から15店舗に増やす。
テンシャルは同日、第二種医療機器製造販売業許可を取得したと発表した。リカバリーウエアは一般医療機器に該当し、これまでは医療機器としての登録を外部に委託してきたが、自社で登録できるようになる。
安全管理や品質管理などを一元的に行えるほか、より機能の高い製品開発も進めやすくなる。リカバリーウエアはスポーツ選手らに評価されたことで広がり、10年ほど前から一般の人も睡眠時などに着るようになった。
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