しなの鉄道（長野県上田市）が30日発表した2024年4〜6月期の単独決算は、経常赤字が3500万円だった。前年同期（6000万円の赤字）から赤字幅が縮小した。営業収益は4%増の10億1300万円だった。土屋智則社長は同日の決算記者会見で、人流の増加により定期外利用が回復していると説明した。一方で通学定期利用が低迷しているとして、対策に取り組む考えを示した。
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