日本コカ・コーラなどは29日、コーヒーブランド「ジョージア」でアルミニウムの使用量が従来よりも13%少ない缶の製造を始めたと発表した。東洋製缶の技術を活用した。同社によると同じ寸法の缶で世界最軽量という。関東地方の2工場で8月に製造を始め、他地域にも広げたい考えだ。
缶の底部を改良し、耐圧性を高めながら材料を減らした。従来の缶と比べアルミの使用量が少なく、温暖化ガスの排出量を8%減らすことができる。
日本コカは缶やペットボトルの軽量化に取り組んでおり、2014年にはジョージアの缶を9.7グラムまで軽くした。今回の軽量化で8.8グラムまで軽くなる。ペットボトル製品などを含めて今後も軽量化を検討する。
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