建設業やホテル運営を手がける高田産業グループ(金沢市)は9月14日、石川県能登地域を巡るバスツアーを始める。能登半島地震の被災地である同県輪島市で8月にオープンした飲食店などに行き、現地で消費することで地域経済に貢献する。グループで保有する15人乗りのバスを使い、週に1回催行する計画。

15人が乗れるバスを使い、能登を巡る

ツアーを実施するのは同社グループの旅行会社、金沢アドベンチャーズ(同)。グループで運営する「金沢彩の庭ホテル」(同)を午前9時40分に出て、被災した飲食店経営者らが営む「mebuki―芽吹―」(輪島市)やハイディワイナリー(同)などに寄る。砂浜を走行できる「千里浜なぎさドライブウェイ」を走り、午後6時20分に同ホテルに戻る。

まず1日に政府系機関や行政の関係者が参加するモニターツアーを実施し、改善点などの意見を聞いた上で14日に始める。金沢彩の庭ホテルの宿泊者のほか、ツアーのみの参加者も想定している。

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