高松駅周辺に設置されたLuupの電動キックボード

不動産管理の穴吹ハウジングサービス(高松市)は電動キックボードのシェアリングサービスを28日に始める。高松市内の駅や公園などに貸し出し拠点の専用ポートを設け、近距離の移動手段として市民や観光客の利用を促す。

都市部を中心に電動アシスト自転車などのシェアサービスを手がけるLuup(ループ、東京・千代田)の電動キックボードを約70台用意した。専用ポートは高松駅の周辺など市内に20カ所設ける。サービスは順次拡大し、電動キックボード100台と専用ポート40カ所を目指す。

スマートフォンの専用アプリから車体のQRコードを読み取り利用する。対象は16歳以上で運転免許証は不要。年齢確認の書類と決済用のクレジットカードの登録が必要になる。基本料金は50円で、1分ごとに15円が加算される。空きがあれば24時間利用できる。

電動キックボードのシェアサービスは手軽な移動手段として若者らの人気を集める。穴吹ハウジングサービスなどが4〜6月に実施した実証実験では、累計で1000回以上の利用があった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。