福島発の新技術を使ったタオルの特長を説明する浅野撚糸の浅野宏介専務=東京都港区南青山で
開発に成功した「超無撚糸」は、丈夫さは維持しつつ繊維の柔らかさを実現したタイプ。この風合いを実現できる最新鋭の機械を工場に設置。工場の地下240メートルからくみ上げた井戸水も糸の質感を決める工程に適しており、量産が可能となった。 超無撚糸のタオルは、撚(よ)り数や糸の太さなどで8種類。国内やベトナムの協力会社が織った。2420~4400円。 26日には、東京都港区のアンテナショップ「スーパーゼロラボ」で商品説明会を開いた。浅野宏介専務は「半分の面積で従来のタオルと同じ吸水効果があり、経済的。性能に自信を持って売り出し、双葉町のさらなる復興にもつなげたい」と語った。 「わたのはな」の都内販売先は、スーパーゼロラボと中央区の「日本橋ふくしま館」。店頭にある商品は9月末までは半額で購入できる。(鈴木太郎) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。