格付投資情報センター(R&I)は23日、太平洋セメントの発行体格付けを「シングルAマイナス」から「シングルA」に1段階引き上げたと発表した。国内での値上げ効果や海外の営業基盤強化を評価した。

R&Iは国内のセメント事業について「原燃料価格高騰への対応が進み、収益は底堅く推移する見通し」と指摘した。海外セメント事業についても北米での資産買収やフィリピンでの増産投資などによって収益基盤が強化されていると評価した。

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