500株以上保有の株主に提供するLEDアクリルスタンド

月面輸送サービスのispace(アイスペース)は23日、同社として初めてとなる株主優待制度を設けると発表した。2024年冬にも月着陸船を打ち上げる2度目のミッションに特化し、イベント参加に応募する権利や月着陸船などから撮影する非公開の写真を受け取ることができる。

24年9月末時点で株式を保有する人を対象とし、保有数に応じて優待品を変える。100株以上の株主は打ち上げや月面着陸のイベントへの応募権利、500株以上では月着陸船がデザインされたアクリルスタンドになる。1000株以上は月着陸船や月面探査車から撮影ができた場合、宇宙空間や月面の写真を1枚受け取れる。

今回の株主優待制度はミッション2に関連したもので、次回以降の株主優待の内容や時期については未定としている。

アイスペースは10年に設立した。22年に打ち上げた同社初の月着陸船は着陸直前で失敗し、24年冬が2度目の挑戦となる。

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