日本百貨店協会によりますと、全国のデパートの7月の売り上げは5011億円余りで、既存店どうしの比較で去年の同じ月より5.5%増えました。

増加は29か月連続で、時計や宝飾品など高額商品の販売が好調だったほか、厳しい暑さの影響で夏物の衣類や雑貨などの売り上げが伸びたということです。

また、免税品の売り上げは、去年の同じ月のおよそ2倍の633億円余りとなり、ことし1月から7月まででみると3978億円と、過去最高を記録した去年1年間の売り上げを超える水準となりました。

ことしに入り円安傾向が続き、日本を訪れる外国人旅行者が過去最速のペースで増え続けていることを背景にデパートの売り上げが拡大しています。

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