建設コンサルを手掛けるオリエンタルコンサルタンツホールディングスは22日、2024年9月期の年間配当を、従来予想から75円積み増し175円にすると発表した。前期と比べても75円の増配で、過去最高となる。

24年9月期通期は連結売上高が前期比1%増の790億円、営業利益が6%増の41億円を見込む。業績予想は据え置くものの、国内外のインフラ需要の取り込みが好調で、計画達成にメドがたったとの判断がある。

純利益は前期に計上した為替差益の反動で26億円と8%減る。それでも「資本コストや株価を意識した経営を進めている」(同社)ことを踏まえ、配当額の引き上げを決めた。

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