ecboが羽田空港第3ターミナル駅に設けた手荷物当日配送の特設カウンター

荷物預かりサービスのecbo(エクボ、東京・渋谷)は19日、京浜急行電鉄と組み、羽田空港でインバウンド(訪日外国人)向けに手荷物当日配送サービスの実証実験を始めたと発表した。1個あたり2000円で荷物を預かり、東京23区、川崎市、横浜市などの宿泊施設に配送する。電車内の混雑緩和や手ぶら観光の促進につなげる。

京急の羽田空港第3ターミナル駅構内に特設カウンターを設けた。利用者はエクボのウェブサイトを通じて事前に申し込むか、当日の午前9時から午後3時まで現地でも受け付ける。エクボと連携する配送事業者を通じて午後6時ごろまでに宿泊施設に届ける。

エクボは2020年に京急から出資を受けた。今回が協業の第1弾となる。羽田空港は北米やアジアなどから訪日客が増加しており、当日配送のニーズが高いとみている。実証実験を3カ月間実施した後、事業化を視野に入れるほか、都内の宿泊施設やエクボと連携する店舗から羽田空港に荷物を配送するサービスも検討する。

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