熊本県と台湾の大手金融グループ中国信託フィナンシャルホールディング(HD)は19日、経済や観光、スポーツなどの分野で交流促進を目指す包括連携協定を結んだ。半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の進出を機に往来が活発化しており、交流を産業以外にも広げる。
この日開かれた締結式で、高麗雪総経理(社長に相当)は「半導体産業は始まりに過ぎない。今後多くの経済交流があり、観光やスポーツの連携にも広がっていくと信じている」とあいさつした。
中国信託フィナンシャルHDは、東京スター銀行(東京)の親会社を傘下に収め、野球やバスケットボールのプロチームも所有する。
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