ドン・キホーテなどを運営する「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」は16日、ことし6月までの1年間のグループ全体の決算を発表しました。
それによりますと売り上げは前の年より8.2%増えて2兆950億円と、初めて2兆円を超えました。
また最終利益は34.1%増えて887億円となり、売り上げ、最終利益とも過去最高となりました。
外国人旅行者が増加するなか、キャラクター商品を拡充するなどしてインバウンド需要を取り込んだことや、食品や日用品などでプライベートブランドの商品の販売が好調だったことなどが要因だとしています。
会見で、吉田直樹社長は「外国人旅行者については、円高になったとしても一定数は来るし、他社と戦っていける要素がたくさんある。店に来ることが客にとって大きな体験となるよう今後も進化していきたい」と話していました。
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