オンライン診療のメドレーが14日発表した2024年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比7%増の20億円だった。広告宣伝費の増加などで営業利益は減ったものの、顧客事業者からの和解金の受け取りで増益になった。主力の人材プラットフォーム事業などの本業は好調で、売上高は伸ばした。

売上高は37%増の147億円だった。医療やヘルスケア分野の求人サイト「ジョブメドレー」などの人材プラットフォーム事業は42%の増収だった。ジョブメドレーの利用者数が増えた。4月に医療人材サービス会社グッピーズを完全子会社化し、同社の求人サービスを取り込んだことも寄与した。

オンライン診療支援などの医療プラットフォーム事業は、調剤薬局向けシステムの機能の拡充で利用店舗が増えたことなどで22%の増収だった。

営業利益は7%減の22億円だった。人材プラットフォーム事業に関する広告宣伝費の増加などが影響したという。

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