ソフトバンクグループ(SBG)10社は14日、スマートフォン決済PayPayのアプリで給与をデジタルマネーで受け取れるサービスの社内受け付けを始めた。SBGなどの社員約4万4000人の希望者は9月6日までに申し込むと、9月25日の給料日から受け取れる。
PayPayが厚生労働省からデジタル給与払いの参入事業者に指定されたのを受け、グループ会社であるSBGやソフトバンクなど10社が社員向けに申し込みの受け付けを始めた。希望者はPayPayのアプリ内に表示されるミニアプリ「給与受取」から申し込むと、勤務先に伝えるための入金用の口座番号を取得できる。
今回は現時点では一般公開していないミニアプリを表示させるために、オンライン上の申請フォームへの記入を求めた。希望者はPayPayでの本人確認の有無や社員番号、氏名、ユーザーIDなどを入力する。
PayPayは2024年内に、SBG10社以外にも提供を始めたい考えだ。一般向けに提供する際はミニアプリを全ユーザーに公開し、最初からミニアプリでの手続きに着手できるようにする見通し。
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