江崎グリコが14日発表した2024年6月中間連結決算は、純利益が前年同期比53.1%減の36億円だった。4月に発生した基幹システムの障害で「プッチンプリン」や「カフェオーレ」などの冷蔵品が出荷停止となった問題の影響が出た。
大阪市内で記者会見した高橋真一常務執行役員は「お客さまや取引先に多大なるご迷惑をおかけした。一刻も早く安定供給を行う」と謝罪した。
売上高は0.6%増の1540億円だった。出荷停止の影響で乳業事業が落ち込んだ一方、栄養菓子や食品原料事業が伸びた。
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